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数学の勉強法
2009年2月10日
学校・勉強
コメント (47)
http://mywiki.jp/takasukatoki/
医学部受験の方法論/
に移しました。
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コメント
やるお
2009年2月10日14:47
レスありがとうございます。でも、住んでるところがだいぶ地方なんで、本校まで講習を受けに行くのは少し厳しいです。講師の代ゼミと言われるだけはありますね。あと、細野シリーズって評判悪いんですか?某合格体験記シリーズで猛プッシュされてたんで気になっていたんですが。
コウノトリ
2009年2月10日15:53
細野シリーズは昔はよかったかもしれませんけど、今はもっといい本が沢山出ています(マセマシリーズとか、中経の坂本先生の本とか山本先生の本とか。)
細野シリーズは扱う問題がもう古すぎる気がします。本人も改定する気がないみたいでし。一通り受験のとき見てみましたけど、僕の弱い頭ではよく理解できませんでした・・・・・・・(確率は分厚いし、微分積分は出ない問題を扱っているし、数列は変な問題だし、ベクトルはあまりにも中途半端だし)
代々木の講義はサテラインで放映しているので、近くに代々木の校舎さえあればなんとか本校の講義を受けられると思います。多少無理してでも授業を受ける価値はあります(通年でなくて、夏季冬季だけでも結構違うはず)
特に数学三が苦手なら荻野はかなり効果があるはず。数学で本当に受験に役に立つ上で感動する授業をしてくれる予備校講師は藤田と荻野しか僕は知りません。
コウノトリ
2009年2月10日16:11
あ、坂本じゃなくて坂田アキラ先生でした。このシリーズ最近増えてきてますが評判いいみたいですね・・・・僕のころはまだなかったんですけど。
あとマセマについては、くるくる帽子屋、というサイトが秀逸です。オススメ
やるお
2009年2月10日22:21
細野シリーズってだいぶ古いんですね。マセマがいいみたいなので、今度買ってみたいと思います。それと調べたら、代ゼミサテライン予備校があったんで今度話を聞きに行ってみたいと思います。また質問なんですが、医学部受験では生物よりも物理のほうが有利とは本当ですか?
生物が好きなんんで選んだんですが、論述問題が難しい分高得点は望めないと某合格体験記シリーズで書かれていて不安になりました。よろしくお願いします。
コウノトリ
2009年2月10日22:51
自分の大学は生物選択の人の方が多いです。比としては30対80(某旧設の私立ですが。ちなみに私立はどこも生物受験が多めかも)
有利不利は志望大学にもよりますね・・・・・有名なところでは東大、阪大、東京医科歯科は生物で入学するのは至難の業ですし、逆に京都府立大学や慶応大学、東北大学は生物入試の方が圧倒的に楽です。
他の大学はそんなに変わらないと思います。もちろん生物は満点は難ですけど、数学で満点を取るのが難しいのと同じく、物理だって高得点はそれなりに難しいです。それに物理で満点がとれるような大学は生物も簡単な事が多いですし・・
ちなみに生物は代々木の大堀先生(基礎クラス)の参考書and授業が秀逸です。僕は彼の本で勉強しつつ、代々木の中嶋先生(発展クラス)の授業をうけてたおかげで京大の後期で七割取りました。
生物は今はどうだか知りませんけど、あるレベル以上になると使える参考書の数がぐっと減ります。逆に物理は名著が多いので勉強には困らないと思います。まあ理解が楽なのは圧倒的に生物なので、僕は生物の方がオススメですが。
やるお
2009年2月11日23:58
レスありがとうございます。生物でもいけるみたいなんので頑張ってみたいと思います。
ところで、コウノトリさんは私立の医学部に進学したんですよね。やはり初めから私大の受験科目にターゲットを絞って勉強してましたか?それとも国公立対応の勉強でしたか?
コウノトリ
2009年2月12日1:44
僕はもともと京都府立医科大学志望だったので現役の頃から国立向けの勉強をしていました(結局二浪しました。ちなみにセンターの点は現役70%、一浪で78%、二浪で88%でした。偏差値は現役で55、一浪で62、二浪で70位でした。二浪の頃の偏差値の内訳は理科は75位で英語が70。数学が65でした。文系科目は現代社会は75、国語は70位かな?二浪目で代ゼミに通って爆発的に延びましたねー。)
んで二浪目はセンターでミスしたのと、三浪は駄目だったので前期は島根大学に出願しました(本番の数学で馬鹿して落ちました。まさかのA判定落ちw)
初めから私立を目指すと勉強はとても楽だと思います。センター試験は最低87%、できれば90%を取らないと勝負にならない感じだったので物凄くセンター対策は大変です。特に現代文と古文はとても時間がかかります。公民もセンスがある人とない人で時間のかかり具合が全然違って(僕は駄目駄目でした)結構大変です。
国語と公民をやるだけで理科一科目分ぐらいの時間はかかるので今の偏差値にもよりますが、60ぐらいないのなら現役で国立は結構大変かもしれません・・・逆に私立なら今の偏差値に関係なく合格できます(慶応は除く)
まあ本人の勉強のやりようで国立もなんとかなるのかもしれませんが。
やるお
2009年2月12日22:27
慶応はやはり別格ですよねwやっぱり、国社って負担になりますよね。
先生は、国語ができるやつは理系は有利だとおっしゃってたのですが、数学や理科に
時間を取られて、なかなか対策をたてられないのです。コウノトリさんは、各教科の
時間配分はどうのように決めてましたか?僕は数学が苦手でどうしても数学に
時間がとられがちなので文系科目にまで手がまわらないです。
コウノトリ
2009年2月12日23:13
時間配分についてはこの日記の左側のページ欄にある、テーマ別日記一覧の、学校・勉強の項目の中にある、全体の方針に詳しく書いてあります(過去に書いた勉強法のまとめみたいな項目です)
まあ簡単に言えば、取りあえず何でもいいからある科目の特定範囲を全範囲仕上げて、んでつぎの科目に移るっていう感じでしたかね(簡単に例を挙げれば、一週間化学1の理論の気体だけをやってある程度仕上げたら、次は数学の数列を一週間で仕上げるといった感じ。)
ようはゆっくり全科目仕上げるっていうよりは期間を決めて、一気に特定範囲の概要をつかむという作業をしていました(なので一日にやっていた科目数でいえば二か三科目でしたね。初期は二科目しかできませんでしたし、二浪の頃も三科目が限界でした)
勉強には継続することでわかる部分と全体を見渡せることによってわかる部分の二つがあって、前者は慣れ、後者はルールのようなものだと僕は思っています。例えばサッカーや野球、テレビゲームはやり初めや見始めのころは何やってんだか全然わからなかったかと思いますが、ある程度の時間をかけて眺めていれば嫌でもすこしずつ仕組みがわかってくると思いますし、その上で詳しいルールを知ることができればより深く学べるかと思います。
勉強も結構同じようなものだと僕は思うのです。ようはこの二つの作業をいったりきたりしているうちにその分野のスペシャリストになれるんじゃあないかなあ?と。まあ大学に入った今でも重宝している、僕の秘蔵なんですが(受験で得ることのできた、貴重な生きた知恵のうちの一つです)
コウノトリ
2009年2月12日23:26
あと国語はできるようになるとその後の人生でとても役にたちます。
正直この能力は、かなり真摯に受験国語の打ち込むことによってでしか得ることは難しいのではないかなあ・・・・と今になって思います。
でもその知識をえたからといって医学部に入れるわけじゃあないし、むしろそんなところまで国語ができる生徒は理系にはほとんどいません(大学の友達には少なくともあまりいません。私立だからなのかもしれませんが)それにその国語の実力を得るために使った時間のせいで、医学部進学をあきらめるようなことになってしまっては本末転倒です。
若さもとても大切な資産のうちの一つであると思います・・・・・
何年も受験生をやっていると心を病む人がものすごい増えてきますし、浪人を重ねるごとに脳が硬くなっていくのか、多浪生は思考回路が偏屈な人がとても多いです(もしくは遊び人や何故か人格者が多いw)
それにほとんどのご家庭の方は正直何浪もできるとは思えません。なので最短で望む道に一番近いと思われるルートを選択してください。今ある資産から勝利に一番近い道を選択できる人が一番優秀な人です。あれもこれも欲しい、と優柔不断になってると結局何も手にいれられなくなります。
やるお
2009年2月13日12:27
非常に真摯に受け答えしてもらって感激してます。僕は男ですが惚れかけました(笑)
科目の全体像をつかむ話は大変参考になりました。いまはとりあえず、理数系の科目の
完成を優先したいと思います。ところで、mirさんとは誰でしょうか?
コウノトリ
2009年2月13日22:01
mirさんとは本名を荒川英輔さんという方でして、昔この方はインターネット上でサイトをひらいていた時期があり、そのときの彼のハンドルネームです。
エール出版から
再受験生が教える医学部最短攻略法
医学部再受験・成功する人・ダメな人
という本を出しておられます。簡単に言えば勉強法のプロです。
世間では受験勉強方法論者として和田秀樹さんがとても有名ですが、
医学部受験(特に再受験)に関していえばこの荒川氏が抜きん出たカリスマです。
僕も彼の本を読んで、非常に感銘を受けたうちの一人でして
微力ながら布教活動を行っております(笑)
まあこの方はとんでもなく頭がよろしいので、この本にのっている勉強法をそのまま真似していると偏差値50前後の凡才はひどい目にあいますが、恐らく手に入る形の書籍ではもっとも有効な勉強法を示しておられます。書中にある参考書のガイドもとんでもなく充実しています。
ぜひ読まれることをオススメいたします。勉強法に関して言えば前に言った
くるくる帽子屋
と
荒川氏の本だけでいいかと思います
(二人とも頭がいいので凡人の思考回路が一部わかってないのが難点ですが。まあ凡人の勉強法は僕から学んでくださいw)
あと理系科目の完成を夏までは目指す感じで全然いいと思います。その頃にはなんとなく自分の立ち位置のようなものがわかってくるかと思いますので。
やるお
2009年2月14日0:27
興味深い人です。あとで、見ておきたいと思います。
しかし、コウノトリさんも十分に受験勉強のプロだと思います。ここでの話をまとめて
書籍化してほしいぐらいです。まとめサイトでも十分です。なによりも、ここでの話は地方の高校生には貴重です。特に英語と化学の勉強法は、とても参考になりました。
またまた質問なんですが、今セミナーを三週してだいぶ点数は取れてきたのですが、
有機がまだしっくりこないのです。何か、有機を特に強化するにはいい方法はありますか?
いきなり、重要問題集につなげてもいいでしょうか?
コウノトリ
2009年2月14日9:52
ほめていただいて有難いです。まあ役にたってくれるならこれ以上ない喜びですね。正直このサイトは検索にひっかかりにくい形式なんで、今までここまで食いついてくれる人はいなかったので少し嬉しいです。しかし今見返してみると恥ずかしい文章が多い。リライトしようかなあw
もうセミナーを三週もしているのですか。すごいですね。そこまでできているのならもう化学はほとんど終わったようなものです。重要問題集にいってしまうのもありじゃあないかとも思います。僕も重要問題集は理論と無機は全問解きましたが、いい本だったと思います(有機は後述の問題集で完成していたので、やりませんでしたが)
重要問題集もセミナーも解説が無味乾燥ぎみなので、模試とかを受けていて何か点がとれないなあ・・・・という感じなら、
理論は理論化学計算問題の解き方照井式問題集
無機は福間の無機化学頻出問題の解法
をさらっと見ておくとだいぶ違うかと思います。
有機化学はでは、有機化学の知識があるんだけど何かしっくり来ないという人には
鎌田真彰の化学有機化学
という本がいいです。へたな予備校の授業より全然わかりやすい本です。
鎌田をさくっとやって、重要問題集をやれば多分有機は殆ど完成するかと思います。
志望大学によりますが、有機化学で難問が出るようでしたら
有機化学問題文の読み方照井式問題集(学研)
を追加でやっておくといいです。
この本には受験の有機化学の解法パターンのほぼ全てが詰まっています。特に構造決定などの問題ではこれ以上いい解説をしている本はないのではないかと思います(というか構造決定の問題があまりにも他の問題集にのってない)
志望大学で構造決定の問題が出ているようなら、この本までやっておくといいです。他の受験生にかなり差がつけられると思います。有機の構造決定は一番初めさえ解ければ芋づる式に全問とけますから、20点位の差がでます。数学で差をつけるよりかはかなり簡単なはず。
コウノトリ
2009年2月14日10:08
あ、あと上記にあげた理論の本はすこし難しい本でもありますので
理論の計算がそもそも苦手だというなら
センター試験化学1の点数が面白いほどとれる(中経出版)
の方がいいです。つまっているなら点がブレイクスルーすると思います。
特に理論化学の単位を使った計算方法は教科書にのっていないのに
受験では一番大切なことでもあります(もうご存知かもしれませんが)
まあ物理をやってる人には常識みたいなんですけどね、単位計算は。
残念ながら生物受験生は知らぬまますごすので、上記の本で立ち読みしておくと
いいかと思います。他の分野も苦手ならいいのかも。
まあこの本の真価は理論分野にあるかと思いますが。
コウノトリ
2009年2月14日10:25
あ、また書き忘れていたんでもう一つ。そもそも暗記しなきゃいけない知識の段階がアヤシイなら
化学〈有機〉必出ポイント98の攻略で合格を決める(文英堂)
がいいです。この本の無機シリーズもいい本です。
ちょっと文章多めになりすぎた(しかも聞かれてもない理論と無機まで書いて・・・・・)んでまとめると
暗記的知識不足→化学〈有機〉必出ポイント98の攻略で合格を決める(文英堂)
暗記知識は完璧、だけど何か有機が解けん→鎌田真彰の化学有機化学
構造決定が解けん→有機化学問題文の読み方照井式問題集
という感じですかね。まあ三行ですむことをこんなにかくなという感じですがw
やるお
2009年2月14日14:04
ここまで詳しく書いてもらってありがたいです。とりあえず鎌田真彰の化学有機化学を買ってきてやってみたいと思います。でも、ここまでの参考書ほとんど知らなかったです。
近くに本屋がないのもあるのですが・・・。できたら、各教科別でお勧めの参考書を紹介してもらえるとうれしいです。学校から配布される問題集は何回もやってだいぶ身についてきてるんですが、模試だと大体偏差値60ぐらいで伸び悩んでます。
コウノトリ
2009年2月14日21:25
細かい所は荒川先生の本でも読んでみるか、僕の過去の文章でも見てみてください。僕があくまで偏差値60前後ならやるものを上げます。
英語 ☆歌って覚える英文法
何でもいいから英単語集(何も使っていないならシステム英単語)
基礎英文解釈の技術100(解釈系の本を一冊もやっていない場合。すでにやってる場合はいらないかも)
☆センター試験 英語の点数が面白いほどとれる本(文法編と読解編。文法はこの本だけでも実は受験に通用します)
この後は好きな長文の本でもやって下さい。ここまでやれば何の問題集をやってもそんなに変わらないかと思いますので。
生物 ☆センター試験 生物Iの点数が面白いほどとれる本
☆大堀に聞け!理系生物達人への道
生物I・II基礎問題精講
(遺伝が苦手なら)大森徹の生物遺伝問題の解法
生物重要テーマの攻略53
あとは大学の過去問ぐらいですかね。
化学 ☆センター試験化学1の点数が面白いほどとれる(理論編)
あとは有機は☆鎌田。
他は重要問題集でいいかと思います。
数学 ☆マセマのシリーズもの(僕なら初めから始めるシリーズと、合格シリーズを全部つぶします)
一対一対応の数学
その上で確率はハッと目覚める確率を、微分積分は荻野先生の授業を受けに行きますね(春季と夏季を。微分積分ばっかりは他で代用できるものが思いつかない。安くすませたいのなら代ゼミTVネットが安かったかと思います。それを使って勇者を育てる・・・をやればいいかと)
偏差値60というのは一番伸び悩む時でありまして、基礎が基礎だということがやっとわかってくる時期でもあります。
なのでこの時期に一度基本に戻ってやり直せるかどうかが、これからの明暗を分けるのかなと思います。
まだ二月ですし、背伸びしないで一番基本からはじめるのがいいと思います。昔と違って理解力が全然違うと思います。
上に上げた本で☆印の本は、僕の偏差値を飛躍的に伸ばした本です。全部二浪のこの時期に仕上げましたが、驚くほど頭が整理された記憶があります。
この段階を決して馬鹿にしないでください(そんなことはなさらないかと思いますが)受験はそんなに高尚な知識は要求していないのです。
あと最後にいえるのは、参考書を抱えすぎないようにしてください。そんなに沢山できるものではないですので(こんなに沢山の本をあげておいてアレですがwまあこれ位なら出来るかな、と)
やるお
2009年2月15日17:03
非常にためになるレスありがとうございました。僕は医学部志望で、地域医療に関心があります。コウノトリさんのアドバイスを参考にしながらがんばっていきたいと思います。
コウノトリさんもブラックジャックみたいな優秀な外科医になって頑張ってください。また受験アドバイザーとして非常に尊敬してます(このサイトをあらためて見るとすごいためになりますね)それに受験の疑問に丁寧にレスしていただきありがとうございます。
受験勉強に専念するためにしばらくネットはやらないつもりですが、ここでの勉強法は
どんどん実践していきたいです。大学での勉強頑張ってください。参考になることばかりで
感動しました。これからの活躍を期待してます。
コウノトリ
2009年2月15日18:01
おおー地域医療ですか。頑張ってください。
困った事があったらいつでもどうぞ。
次は合格したときにでもあいましょう。やるおさんなら出来るはずです。
やるお
2009年6月14日1:13
お久しぶりです。今、コウノトリさんの化学の勉強方を参考にして勉強してましたが化学?の理論分野はどのように勉強していいかわからないので質問しました。よろしくお願いします。
コウノトリ
2009年6月14日14:40
お久しぶりです。理論化学ですか。質問がどの偏差値の辺りを指しているかわからないのであれですが、
基礎はセンター試験化学1の点数が面白いほどとれる(中経出版)がよいです。
標準から応用となると、旺文社の化学の問題集(基礎問題精講義or標準問題精講)か、重要問題集辺りがよいのではないでしょうか?
暇でしたら化学の新演習という本もありますが、これは手を出さないほうがよいと思います・・・・・・京都府立大学を目指しているのなら別ですが。
理論分野は結局のところ解法が少ないので、知ってれば解けるものが多いので重要問題集辺りのものをやっていればこまることはないと思います。
やるお
2009年6月22日0:13
丁寧なアドバイスありがとうございます。旺文社の問題集のレイアウトが気にいったのでこちらにしました。
それと最近基本はここだを終わらせ基礎英文解釈も終わりそうなので、長文をやろうと思いました。そこでですが、速単必修編を先生には勧められましたが、やはり長文用の問題集にした方がいいでしょうか?速単の解説が貧弱なので気になりました。
コウノトリ
2009年6月22日20:50
完全に個人的な印象ですが、入試において速単必修編が役に立った気がしません・・・・。単語の制定レベルがあまりにも微妙すぎます。単語帳としても長文問題集としても微妙な出来です。使わないでいいです。
よって次は長文問題集に行くのがよいと思いますが、個人的には竹岡先生の中経出版から出ているセンター問題集の読解編で軽く助走をつけた後に、長文
問題集に行くのがお勧めです。
意外とセンターの問題はいいものが多いので、やっておくと多少偏差値の伸びが速い気がします。いわゆる長文問題集はセンターレベルを抜かして編集されているものが多く、また有用な問題集の多くはセンターレベルが出来ていることを前提に書かれていることが多い気がしますので。
英語は単語も命ですので、センター問題集と平行して単語帳で700から1000個ぐらいの英単語は覚えてしまうのがお勧めです。駿台のシステム英単語がおすすめです。ほかの単語の本は知りませんが、システム英単語は圧倒的にいいです。まあすでに何かの単語帳をやっているのなら無理にやる必要はないですけど。
やるお
2009年6月23日21:58
わかりました。単語帳はシステム英単語にしてみます。だいぶ、英文へのアレルギーは取れてきてたので単語力を頑張ってつけようと思います。
ところで、システム英単語の熟語版は必要ですか?
また、リスニング対策にお薦めの方法がありましたらお願いします。
マーク模試ではいつも35~38点止まりでなかなか8割にいきません。よろしくお願いします。
コウノトリ
2009年6月24日0:01
熟語はとりあえずいいです。文法問題や長文をといているあたりで必要最低限のものは身につきます。熟語やる暇あったら長文読むほうが英語の成績がつきます。
リスニングは最近の英語長文問題集にはCDがついていますので、それ毎日聞いているとある日突然伸びます。僕は通学時間を利用して聞いていました。
確か安河内先生(英語長文ハイパートレーニング)か竹岡先生(超基礎がためわかる!英語長文や入試超難関突破!解ける!英語長文)の長文問題集にはCDがついていたのでそれの使用がオススメです。
このCDを聞きまくった後に、11月ごろに適当なセンターのリスニング問題でもやればリスニングは十分でしょう。たぶんそんなに問題集の出来に差はないです。
やるお
2009年7月7日22:26
返信遅れてすいません。勧められた竹岡先生の本に取り組んでみようと思います。あと、報告ですがコウノトリさん式勉強法で全体で10ぐらい偏差値が上がりました。まさに感謝感謝です。また、質問ですが生物でセミナーが大体終わり、標準以上の問題集をやりたいのですが何かお薦めはありますか?生物の偏差値は60ぐらいです。
あと夏休みの生活で気を付けた方がいいことがあればアドバイスお願いします。
コウノトリ
2009年7月7日23:37
すごいですね。偏差値10もあがるだなんて。まあ僕の勉強法うんぬんよりも信じてやったやるおさんがすごいのだと思います。
夏休みですか・・・・・・まあ軽い目標を立てておくといいと思います(たとえば教科別に仕上げる目標をつけておくとか)
後は苦手科目はこの時期にしか直せないので、得意科目を延ばす時期というよりは苦手科目の克服をした方ががいいです。
なんか秋以降って焦っちゃって得意科目は伸びるんですけど、苦手科目は悲惨になりがちなんですよねえ・・・・・
時間があるのならハッとめざめる確率(東京出版)をやっておくとかなり他の受験生を引き離せると思います。まあ時間があれば(もしくは確率が非常に苦手なのならばです。確率が得意なら勿論必要ないです)ですが。
生物は最近の受験事情を知らないのでなんとも言えないのですが、生物I・II基礎問題精講(旺文社。大森著)と生物重要テーマの攻略53(代々木タイブラリー。中嶋著)がよかったような気がします。この本二冊仕上げたらもう過去問以外やることはないです。
難問集みたいのもありますけど、正直いらないです。生物は大学によってクセが酷いため、早めに過去問をやるのが合格の秘訣です。この二冊が終わって志望大学の過去問を五年位暗記したら、多分やるべきことは自分で見えてくるはずです。
おのおのの本について語ると
旺文社の本は基礎って言っている割には十分入試レベルの問題(ていうか入試問題そのまんまなんですけどw)を扱っています。標準問題集の方はまったく使えませんので注意(著者が違う)
生物重要テーマの攻略53の方は薄いのですぐ終わるため、オススメです。
一部著者の趣味っぽい問題だなあ・・・みたいな問題もありますが、全体として普通の問題集には載っていないけど、入試問題には出ている問題を扱っているのが非常にありがたい。
特にDNA関係の問題は何故か市販の問題集の著者は扱うのが苦手なのか、非常に焦点のぼけた問題が多い中、この本のDNA関係の問題の扱いの上手さは特筆に値します。
この二冊をやれば偏差値70だって軽いです。がんばっちゃってください。
やるお
2009年10月6日21:00
こんにちわ。コウノトリさんのアドバイスを生かしながらなんとか夏休みは勉強頑張れました。
実は、生物の論述のことで相談があります。知識面ではほぼ完璧になってきたのですが、論述問題ではなかなか高い点が取れません。学校の先生にうまい方法はありますかと聞いたら田部さんの参考書がうまくまとまっているからそれを参考にしなさいと言われましたが使い勝手が微妙です。
コウノトリはどのような対策を取っていましたか?よろしくお願いします。
コウノトリ
2009年10月7日23:21
田部の本は僕も嫌いでした。あの著者は授業はいいらしいのですが。
僕は記述対策は代々木ゼミナールの東大生物で済ませました。
予備校に通っていないのならば、結局の所大学の過去問と予備校の模試以外ないです。高校に通っているのならば先生に頼んで適当な大学の過去問をもらうのがいいと思います。他には全国の大学入試を集めた本が旺文社から出ていますが少し高いですね(まあ予備校の講義よりはよっぽど安いですけど)
取りあえず志望校の過去問を見て、よく出ている分野を把握した後に、似たような問題をセレクトしていくといいです。記述問題は結構頭が整理されていくので、といたらそこの部分の解答を教科書のどこに書いてあるかをチェックしていくといいですね。意外と基本的なことがわかっていないことがわかるはずです。
やるお
2009年10月8日19:51
わかりました。ありがとうございます。
周りでも田部先生の参考書を絶賛してる人が多くて仕方ないかなと思ってましたが、コウノトリさんのアドバイスに従ってやってみようと思います。
ベローチェ
2009年12月22日23:38
コウノトリさんは大学への数学使ってましたか?
コウノトリ
2009年12月23日23:30
こんにちは、ベローチェさん。
大学への数学は使いたかったけど使えませんでしたね・・・・・
本屋で立ち読みで最初の方のページにある雲先生の講義?みたいのだけは読んでましたけど、あれは大学への数学だから読んでいたわけではなく、僕が雲先生フリークだったから読んでいたっていう感じでした。
ベローチェ
2009年12月24日12:07
わかりました。友達に勧められたんですが、解法が少し取っつきにくいので断念しました。東京出版の問題集でいいのありましたらお願いします。受験はまだです。
コウノトリ
2009年12月24日23:46
受験はまだですか。何を求めるかによって勧められる本は変わるのですけど
東京出版の問題集はセンスの塊のようなものなので、基本的には芸術品を眺めるようなものです。つまり理解も完全にするのは難しいものが多く、また、理解できている人もそう多くはないです。
受験が今だろうがまだだろうがまずは受験勉強レベルのものをさっさと終わらせるほうが僕はオススメです。そのレベルに到達すると自然と東京出版の出版物のスザマシさがわかってきます。
僕の受験時代では唯一、ハッと覚める確率だけはどのレベルにでもオススメできる良書でした(というかむしろ東京出版らしさはあまり感じられない本です。普通の良書という感じ。こちらは初歩の初歩から始められるとおもいます)
一対一も普通のいい本です。東京出版らしさはまったくないですが(ただ内容は入試問題レベルなので理解するのに偏差値60はいります。というかマスターすると東大だって受かります。入試の数学のレベルなんてそんなものです)
東京出版らしさを感じたいのならばやはり、大学への数学解法の突破口と、微積分/基礎の極意、は本当に素晴らしい本だと思います(しかし理解するには偏差値65は少なくともいりますし、マスターするのにすごい時間がかかります。さらに言えば入試に必要なレベルを超越しています。この二冊は一対一対応の数学なんか目ではないぐらい難しいです。始めたいのならば一対一を仕上げてからにしてください。さらに言えば一対一をやる前に簡単な問題集を仕上げないと恐らく一対一を完全には理解できないです)
有名な新数学スタンダート演習は一対一のほうがいい本なのでやらなくていいと思います。新数学演習は理三以外には必要ないでしょう。
ベローチェ
2009年12月25日1:49
やはりとてつもない代物だったんですね。大学への数学は。学校の黄チャートに飽きてきたんでなにか新しいのやるつもりだったんですが、コウノトリさんの話だと確率と1対1の演習が良さそうなのでやってみようかと思います。使用上の注意があればお願いします。ちなみに偏差値は記述で58です。
コウノトリ
2009年12月25日18:06
とりあえずその偏差値なら一対一をやってみて、スラスラ理解できるかどうかを確かめてみるといいです。
一問の理解に20、30分もかかるのなら黄チャートに戻って演習をつむべきです。
使用上の注意といいますか、なんの教科もそうなんですけど
問題を解く→解答をみて理解する
というプロセスでほとんどの人は勉強を進めていると思うのですけど、
問題を解く→解答をみて理解する→もう一度問題を何も見ないで解きなおす(この作業に限っては紙に書くのがオススメ)
という三番目の作業があるかないかで偏差値の伸びが俄然違います。
まあ他にも一問につき考える時間は十分ぐらいにするとか
復習のときは紙に書かないで、問題を見たら解答を思い浮かべるようにする(紙に書かないで頭の中だけで処理する。感覚としては英単語カードを扱うのと同じように、数学の問題集を暗記カードのように用いるというのが大切。あの問題→この解法という思考回路を頭の中に叩き込む)
出来なかったら解答を読む。この作業のときは紙に書かない(紙に全部の問題を再現していると時間が足りません。一度やれば十分です)
という感じぐらいでしょうか?まあこれは主に和田秀樹先生とかが述べている暗記数学の手法ですので有名っちゃあ有名ですが。
ベローチェ
2009年12月26日22:02
わかりました。簡単な問題だとパッと流していたので、できるだけ再現するようにしてみたいです。てか、日記サイトに勉強の質問かいてすいません。でも、勉強法のページとかすごくイイので書いてみました。あと数学3の分野の授業が始まったのですがあまり馴染めません。数学3を得意にする秘訣がありましたら教えてください。
コウノトリ
2009年12月26日23:37
いやまあ質問は別にしてくれていいです。僕も昔はよく質問してました。
なぜか最近になってこの日記に受験生からの質問が多くなってきたのが謎といえば謎ですが(この日記も四年目になりますし、最近は受験のことはノータッチですからねえ)
数学3はとにかく暗記要素が強い科目なので、初めは大変です。今までの数学と違って感覚で理解しにくいものが多いです(サインを微分してコサインという感覚は非常に不思議です。こういう感覚は数学2,3にはない独特なものです)
秘訣というと難しいですね・・・・・特に独学だと大変です。
僕自身も非常に苦手意識が強かったんですけど、代々木ゼミナールの荻野先生に出合ってから変わりました。彼についていくのが一番いいと思います(春季講習を受けてみることをオススメします。その後気に入りそうなら通年で受けてみるといいです。本校の近くに住んでなくても、代々木はサテラインだかなんだかで授業が受けられるはずです。あとインターネット講義もありますからそれでもいいと思います。)
僕も数学は非常に苦手なんですけど、確率と微分積分だけは日本全国どこの大学の問題も解ける自身があります。それはハッと目覚める確率と荻野先生の授業のおかげなんです。
ベローチェ
2009年12月27日23:37
やはり独学はきついですか…。学校の授業を補う意味で代ゼミの単科受けてみたいと思います。友達が代ゼミサテラインに通ってるみたいなんで話を聞いてみたいと思います。
また、何かあったらお願いします。あと、このサイトの勉強法の所、学校の先生よりも踏み込んだ実践的なものばかりで良かったです。コウノトリさんの学習に対する姿勢を見習って頑張っていきたいです。
コウノトリ
2009年12月28日13:46
いやいや、人の役にたてて何よりです。
最近妙に勉強法について人気が出てきたので近々リライトしてみようかなあと思います。
現役早慶理工志望です。
2010年2月28日22:10
新高3です。
質問させて下さい。
数学は今まで標準問題精講1A2Bをやってきました。
これからは予備校(駿台のスーパー理系総合)に行くつもりなのですが、それだけだと演習不足になると思うので 自分でも問題集を買ってやろうと思います。
そこで学校の先生にお勧めの問題集を聞いたところ、入試の核心(標準)がいいといわれました。
(問題数が少なめで1A2B3Cがまとまっているから)
でも、まだ標問3cはやっていないので、そっちを先にやったほうがいいのかなとも思います。
予備校行ってたら標問みたいな問題集はいらないかな、とも思いますが・・・
予備校のテキスト+入試の核心+標問 はさすがに無理だろうし・・・
どういう風にすすめたら良いかアドバイスもらえませんか?
コウノトリ
2010年2月28日23:15
取りあえず数学3を先にやってください(やるべき事はwikiの方に載っています)あの分野は慣れが相当必要です(だってサインを微分するとコサインなるんですよ・・・僕が受験生の時は衝撃の連続でした)
特に早慶志望ならなおさらです。あそこの入試問題は微分積分の嵐だったと思います。
完全に代ゼミの回し者のような発言ですけど、丁度そろそろ春期講習の季節のはずです。代ゼミの荻野先生の数学3の基礎講座があると思うので、それを取ってみてください。それでかなり数学3の勉強がやりやすくなるはずです(それで駿台のスーパー理系総合にもついていけるようになると思います。駿台の講師は選べるのなら森先生か雲先生がいいです。関東の先生ですけど)
数学3の基礎を終えたら、標準問題精講の数学3の範囲まで仕上げてください。そうしたら過去問が売り出されるはずなのでそれを手に入るだけ解いてみてください。その時点で時間が余っているなら入試の核心(標準)に手をつけるといいと思います。
私立志望なら標準問題精講をやる時間ぐらいあると思います(もう1,2は終わってるのですよね?それならなおさらです)
流石に数学3の範囲を入試の核心(標準)と予備校の講義だけで乗り切るのは厳しすぎるかなあと僕は思いますけど・・・
まあ僕は入試の核心(標準)をやっていないのでよくわからない所もあるんですけどね、すみません。
現役早慶理工志望
2010年2月28日23:43
回答ありがとうございます!
予備校はもう駿台の理系総合に申し込んだので、駿台一本でやっていこうと思います(学校に近いですし)。
入試の核心より標準問題精講3cを優先したほうが良いですかね・・・?
ちなみに標問1A2Bはそれぞれ5周位してだいたいokだと思います。
あと、標問やったあといきなり過去問やっちゃって大丈夫でしょうか?(ほとんど解けないと思うのですが・・・)
もっと難しい問題集やってからじゃないと厳しいかなと思ってたのですが・・・
コウノトリ
2010年3月1日20:50
先に標準の方がいいとはおもいますけど、まあ自分で最終的に決めてください。
標準をやれば過去問の解答ぐらいは理解できると思います。
標準を終えた後、過去問をやってみて、自分に足りない部分を補うように勉強するのがいいです。難しい問題をやる必要はあると思いますが、どのぐらい難しい問題をやる必要があるのかがわかっていないと勉強の方針が立てにくいです。
コウノトリ
2010年3月1日22:20
追記
多分ですけど駿台の理系総合の授業内容が標準問題集と早慶レベルの数学の架け橋になるはずです(駿台の理系総合は確か結構むずかしかったと思います)
なので標準問題集と駿台の理系総合のテキストだけに専念したほうがいいでしょう。それすら出来ていない受験生の方が多いと思います。
過去問の使い方についてwikiに追記しておきました。参考にしてください。
では受験がんばってください。
現役早慶理工志望
2010年3月1日23:03
ほんとに親切にありがとうございます。
コウノトリさんが言うように標準問題精講3cと予備校で進めていこうと思います。
ちょうど春期講習はスーパー1A2Bをとったので標問の3cと組み合わせてやっていきます!
こんなに親切にアドバイスもらえて感激です!
また、何かのときに質問させてもらうかもしれませんw
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細野シリーズは扱う問題がもう古すぎる気がします。本人も改定する気がないみたいでし。一通り受験のとき見てみましたけど、僕の弱い頭ではよく理解できませんでした・・・・・・・(確率は分厚いし、微分積分は出ない問題を扱っているし、数列は変な問題だし、ベクトルはあまりにも中途半端だし)
代々木の講義はサテラインで放映しているので、近くに代々木の校舎さえあればなんとか本校の講義を受けられると思います。多少無理してでも授業を受ける価値はあります(通年でなくて、夏季冬季だけでも結構違うはず)
特に数学三が苦手なら荻野はかなり効果があるはず。数学で本当に受験に役に立つ上で感動する授業をしてくれる予備校講師は藤田と荻野しか僕は知りません。
あとマセマについては、くるくる帽子屋、というサイトが秀逸です。オススメ
生物が好きなんんで選んだんですが、論述問題が難しい分高得点は望めないと某合格体験記シリーズで書かれていて不安になりました。よろしくお願いします。
有利不利は志望大学にもよりますね・・・・・有名なところでは東大、阪大、東京医科歯科は生物で入学するのは至難の業ですし、逆に京都府立大学や慶応大学、東北大学は生物入試の方が圧倒的に楽です。
他の大学はそんなに変わらないと思います。もちろん生物は満点は難ですけど、数学で満点を取るのが難しいのと同じく、物理だって高得点はそれなりに難しいです。それに物理で満点がとれるような大学は生物も簡単な事が多いですし・・
ちなみに生物は代々木の大堀先生(基礎クラス)の参考書and授業が秀逸です。僕は彼の本で勉強しつつ、代々木の中嶋先生(発展クラス)の授業をうけてたおかげで京大の後期で七割取りました。
生物は今はどうだか知りませんけど、あるレベル以上になると使える参考書の数がぐっと減ります。逆に物理は名著が多いので勉強には困らないと思います。まあ理解が楽なのは圧倒的に生物なので、僕は生物の方がオススメですが。
ところで、コウノトリさんは私立の医学部に進学したんですよね。やはり初めから私大の受験科目にターゲットを絞って勉強してましたか?それとも国公立対応の勉強でしたか?
んで二浪目はセンターでミスしたのと、三浪は駄目だったので前期は島根大学に出願しました(本番の数学で馬鹿して落ちました。まさかのA判定落ちw)
初めから私立を目指すと勉強はとても楽だと思います。センター試験は最低87%、できれば90%を取らないと勝負にならない感じだったので物凄くセンター対策は大変です。特に現代文と古文はとても時間がかかります。公民もセンスがある人とない人で時間のかかり具合が全然違って(僕は駄目駄目でした)結構大変です。
国語と公民をやるだけで理科一科目分ぐらいの時間はかかるので今の偏差値にもよりますが、60ぐらいないのなら現役で国立は結構大変かもしれません・・・逆に私立なら今の偏差値に関係なく合格できます(慶応は除く)
まあ本人の勉強のやりようで国立もなんとかなるのかもしれませんが。
先生は、国語ができるやつは理系は有利だとおっしゃってたのですが、数学や理科に
時間を取られて、なかなか対策をたてられないのです。コウノトリさんは、各教科の
時間配分はどうのように決めてましたか?僕は数学が苦手でどうしても数学に
時間がとられがちなので文系科目にまで手がまわらないです。
まあ簡単に言えば、取りあえず何でもいいからある科目の特定範囲を全範囲仕上げて、んでつぎの科目に移るっていう感じでしたかね(簡単に例を挙げれば、一週間化学1の理論の気体だけをやってある程度仕上げたら、次は数学の数列を一週間で仕上げるといった感じ。)
ようはゆっくり全科目仕上げるっていうよりは期間を決めて、一気に特定範囲の概要をつかむという作業をしていました(なので一日にやっていた科目数でいえば二か三科目でしたね。初期は二科目しかできませんでしたし、二浪の頃も三科目が限界でした)
勉強には継続することでわかる部分と全体を見渡せることによってわかる部分の二つがあって、前者は慣れ、後者はルールのようなものだと僕は思っています。例えばサッカーや野球、テレビゲームはやり初めや見始めのころは何やってんだか全然わからなかったかと思いますが、ある程度の時間をかけて眺めていれば嫌でもすこしずつ仕組みがわかってくると思いますし、その上で詳しいルールを知ることができればより深く学べるかと思います。
勉強も結構同じようなものだと僕は思うのです。ようはこの二つの作業をいったりきたりしているうちにその分野のスペシャリストになれるんじゃあないかなあ?と。まあ大学に入った今でも重宝している、僕の秘蔵なんですが(受験で得ることのできた、貴重な生きた知恵のうちの一つです)
正直この能力は、かなり真摯に受験国語の打ち込むことによってでしか得ることは難しいのではないかなあ・・・・と今になって思います。
でもその知識をえたからといって医学部に入れるわけじゃあないし、むしろそんなところまで国語ができる生徒は理系にはほとんどいません(大学の友達には少なくともあまりいません。私立だからなのかもしれませんが)それにその国語の実力を得るために使った時間のせいで、医学部進学をあきらめるようなことになってしまっては本末転倒です。
若さもとても大切な資産のうちの一つであると思います・・・・・
何年も受験生をやっていると心を病む人がものすごい増えてきますし、浪人を重ねるごとに脳が硬くなっていくのか、多浪生は思考回路が偏屈な人がとても多いです(もしくは遊び人や何故か人格者が多いw)
それにほとんどのご家庭の方は正直何浪もできるとは思えません。なので最短で望む道に一番近いと思われるルートを選択してください。今ある資産から勝利に一番近い道を選択できる人が一番優秀な人です。あれもこれも欲しい、と優柔不断になってると結局何も手にいれられなくなります。
科目の全体像をつかむ話は大変参考になりました。いまはとりあえず、理数系の科目の
完成を優先したいと思います。ところで、mirさんとは誰でしょうか?
エール出版から
再受験生が教える医学部最短攻略法
医学部再受験・成功する人・ダメな人
という本を出しておられます。簡単に言えば勉強法のプロです。
世間では受験勉強方法論者として和田秀樹さんがとても有名ですが、
医学部受験(特に再受験)に関していえばこの荒川氏が抜きん出たカリスマです。
僕も彼の本を読んで、非常に感銘を受けたうちの一人でして
微力ながら布教活動を行っております(笑)
まあこの方はとんでもなく頭がよろしいので、この本にのっている勉強法をそのまま真似していると偏差値50前後の凡才はひどい目にあいますが、恐らく手に入る形の書籍ではもっとも有効な勉強法を示しておられます。書中にある参考書のガイドもとんでもなく充実しています。
ぜひ読まれることをオススメいたします。勉強法に関して言えば前に言った
くるくる帽子屋
と
荒川氏の本だけでいいかと思います
(二人とも頭がいいので凡人の思考回路が一部わかってないのが難点ですが。まあ凡人の勉強法は僕から学んでくださいw)
あと理系科目の完成を夏までは目指す感じで全然いいと思います。その頃にはなんとなく自分の立ち位置のようなものがわかってくるかと思いますので。
しかし、コウノトリさんも十分に受験勉強のプロだと思います。ここでの話をまとめて
書籍化してほしいぐらいです。まとめサイトでも十分です。なによりも、ここでの話は地方の高校生には貴重です。特に英語と化学の勉強法は、とても参考になりました。
またまた質問なんですが、今セミナーを三週してだいぶ点数は取れてきたのですが、
有機がまだしっくりこないのです。何か、有機を特に強化するにはいい方法はありますか?
いきなり、重要問題集につなげてもいいでしょうか?
もうセミナーを三週もしているのですか。すごいですね。そこまでできているのならもう化学はほとんど終わったようなものです。重要問題集にいってしまうのもありじゃあないかとも思います。僕も重要問題集は理論と無機は全問解きましたが、いい本だったと思います(有機は後述の問題集で完成していたので、やりませんでしたが)
重要問題集もセミナーも解説が無味乾燥ぎみなので、模試とかを受けていて何か点がとれないなあ・・・・という感じなら、
理論は理論化学計算問題の解き方照井式問題集
無機は福間の無機化学頻出問題の解法
をさらっと見ておくとだいぶ違うかと思います。
有機化学はでは、有機化学の知識があるんだけど何かしっくり来ないという人には
鎌田真彰の化学有機化学
という本がいいです。へたな予備校の授業より全然わかりやすい本です。
鎌田をさくっとやって、重要問題集をやれば多分有機は殆ど完成するかと思います。
志望大学によりますが、有機化学で難問が出るようでしたら
有機化学問題文の読み方照井式問題集(学研)
を追加でやっておくといいです。
この本には受験の有機化学の解法パターンのほぼ全てが詰まっています。特に構造決定などの問題ではこれ以上いい解説をしている本はないのではないかと思います(というか構造決定の問題があまりにも他の問題集にのってない)
志望大学で構造決定の問題が出ているようなら、この本までやっておくといいです。他の受験生にかなり差がつけられると思います。有機の構造決定は一番初めさえ解ければ芋づる式に全問とけますから、20点位の差がでます。数学で差をつけるよりかはかなり簡単なはず。
理論の計算がそもそも苦手だというなら
センター試験化学1の点数が面白いほどとれる(中経出版)
の方がいいです。つまっているなら点がブレイクスルーすると思います。
特に理論化学の単位を使った計算方法は教科書にのっていないのに
受験では一番大切なことでもあります(もうご存知かもしれませんが)
まあ物理をやってる人には常識みたいなんですけどね、単位計算は。
残念ながら生物受験生は知らぬまますごすので、上記の本で立ち読みしておくと
いいかと思います。他の分野も苦手ならいいのかも。
まあこの本の真価は理論分野にあるかと思いますが。
化学〈有機〉必出ポイント98の攻略で合格を決める(文英堂)
がいいです。この本の無機シリーズもいい本です。
ちょっと文章多めになりすぎた(しかも聞かれてもない理論と無機まで書いて・・・・・)んでまとめると
暗記的知識不足→化学〈有機〉必出ポイント98の攻略で合格を決める(文英堂)
暗記知識は完璧、だけど何か有機が解けん→鎌田真彰の化学有機化学
構造決定が解けん→有機化学問題文の読み方照井式問題集
という感じですかね。まあ三行ですむことをこんなにかくなという感じですがw
近くに本屋がないのもあるのですが・・・。できたら、各教科別でお勧めの参考書を紹介してもらえるとうれしいです。学校から配布される問題集は何回もやってだいぶ身についてきてるんですが、模試だと大体偏差値60ぐらいで伸び悩んでます。
英語 ☆歌って覚える英文法
何でもいいから英単語集(何も使っていないならシステム英単語)
基礎英文解釈の技術100(解釈系の本を一冊もやっていない場合。すでにやってる場合はいらないかも)
☆センター試験 英語の点数が面白いほどとれる本(文法編と読解編。文法はこの本だけでも実は受験に通用します)
この後は好きな長文の本でもやって下さい。ここまでやれば何の問題集をやってもそんなに変わらないかと思いますので。
生物 ☆センター試験 生物Iの点数が面白いほどとれる本
☆大堀に聞け!理系生物達人への道
生物I・II基礎問題精講
(遺伝が苦手なら)大森徹の生物遺伝問題の解法
生物重要テーマの攻略53
あとは大学の過去問ぐらいですかね。
化学 ☆センター試験化学1の点数が面白いほどとれる(理論編)
あとは有機は☆鎌田。
他は重要問題集でいいかと思います。
数学 ☆マセマのシリーズもの(僕なら初めから始めるシリーズと、合格シリーズを全部つぶします)
一対一対応の数学
その上で確率はハッと目覚める確率を、微分積分は荻野先生の授業を受けに行きますね(春季と夏季を。微分積分ばっかりは他で代用できるものが思いつかない。安くすませたいのなら代ゼミTVネットが安かったかと思います。それを使って勇者を育てる・・・をやればいいかと)
偏差値60というのは一番伸び悩む時でありまして、基礎が基礎だということがやっとわかってくる時期でもあります。
なのでこの時期に一度基本に戻ってやり直せるかどうかが、これからの明暗を分けるのかなと思います。
まだ二月ですし、背伸びしないで一番基本からはじめるのがいいと思います。昔と違って理解力が全然違うと思います。
上に上げた本で☆印の本は、僕の偏差値を飛躍的に伸ばした本です。全部二浪のこの時期に仕上げましたが、驚くほど頭が整理された記憶があります。
この段階を決して馬鹿にしないでください(そんなことはなさらないかと思いますが)受験はそんなに高尚な知識は要求していないのです。
あと最後にいえるのは、参考書を抱えすぎないようにしてください。そんなに沢山できるものではないですので(こんなに沢山の本をあげておいてアレですがwまあこれ位なら出来るかな、と)
コウノトリさんもブラックジャックみたいな優秀な外科医になって頑張ってください。また受験アドバイザーとして非常に尊敬してます(このサイトをあらためて見るとすごいためになりますね)それに受験の疑問に丁寧にレスしていただきありがとうございます。
受験勉強に専念するためにしばらくネットはやらないつもりですが、ここでの勉強法は
どんどん実践していきたいです。大学での勉強頑張ってください。参考になることばかりで
感動しました。これからの活躍を期待してます。
困った事があったらいつでもどうぞ。
次は合格したときにでもあいましょう。やるおさんなら出来るはずです。
基礎はセンター試験化学1の点数が面白いほどとれる(中経出版)がよいです。
標準から応用となると、旺文社の化学の問題集(基礎問題精講義or標準問題精講)か、重要問題集辺りがよいのではないでしょうか?
暇でしたら化学の新演習という本もありますが、これは手を出さないほうがよいと思います・・・・・・京都府立大学を目指しているのなら別ですが。
理論分野は結局のところ解法が少ないので、知ってれば解けるものが多いので重要問題集辺りのものをやっていればこまることはないと思います。
それと最近基本はここだを終わらせ基礎英文解釈も終わりそうなので、長文をやろうと思いました。そこでですが、速単必修編を先生には勧められましたが、やはり長文用の問題集にした方がいいでしょうか?速単の解説が貧弱なので気になりました。
よって次は長文問題集に行くのがよいと思いますが、個人的には竹岡先生の中経出版から出ているセンター問題集の読解編で軽く助走をつけた後に、長文
問題集に行くのがお勧めです。
意外とセンターの問題はいいものが多いので、やっておくと多少偏差値の伸びが速い気がします。いわゆる長文問題集はセンターレベルを抜かして編集されているものが多く、また有用な問題集の多くはセンターレベルが出来ていることを前提に書かれていることが多い気がしますので。
英語は単語も命ですので、センター問題集と平行して単語帳で700から1000個ぐらいの英単語は覚えてしまうのがお勧めです。駿台のシステム英単語がおすすめです。ほかの単語の本は知りませんが、システム英単語は圧倒的にいいです。まあすでに何かの単語帳をやっているのなら無理にやる必要はないですけど。
ところで、システム英単語の熟語版は必要ですか?
また、リスニング対策にお薦めの方法がありましたらお願いします。
マーク模試ではいつも35~38点止まりでなかなか8割にいきません。よろしくお願いします。
リスニングは最近の英語長文問題集にはCDがついていますので、それ毎日聞いているとある日突然伸びます。僕は通学時間を利用して聞いていました。
確か安河内先生(英語長文ハイパートレーニング)か竹岡先生(超基礎がためわかる!英語長文や入試超難関突破!解ける!英語長文)の長文問題集にはCDがついていたのでそれの使用がオススメです。
このCDを聞きまくった後に、11月ごろに適当なセンターのリスニング問題でもやればリスニングは十分でしょう。たぶんそんなに問題集の出来に差はないです。
あと夏休みの生活で気を付けた方がいいことがあればアドバイスお願いします。
夏休みですか・・・・・・まあ軽い目標を立てておくといいと思います(たとえば教科別に仕上げる目標をつけておくとか)
後は苦手科目はこの時期にしか直せないので、得意科目を延ばす時期というよりは苦手科目の克服をした方ががいいです。
なんか秋以降って焦っちゃって得意科目は伸びるんですけど、苦手科目は悲惨になりがちなんですよねえ・・・・・
時間があるのならハッとめざめる確率(東京出版)をやっておくとかなり他の受験生を引き離せると思います。まあ時間があれば(もしくは確率が非常に苦手なのならばです。確率が得意なら勿論必要ないです)ですが。
生物は最近の受験事情を知らないのでなんとも言えないのですが、生物I・II基礎問題精講(旺文社。大森著)と生物重要テーマの攻略53(代々木タイブラリー。中嶋著)がよかったような気がします。この本二冊仕上げたらもう過去問以外やることはないです。
難問集みたいのもありますけど、正直いらないです。生物は大学によってクセが酷いため、早めに過去問をやるのが合格の秘訣です。この二冊が終わって志望大学の過去問を五年位暗記したら、多分やるべきことは自分で見えてくるはずです。
おのおのの本について語ると
旺文社の本は基礎って言っている割には十分入試レベルの問題(ていうか入試問題そのまんまなんですけどw)を扱っています。標準問題集の方はまったく使えませんので注意(著者が違う)
生物重要テーマの攻略53の方は薄いのですぐ終わるため、オススメです。
一部著者の趣味っぽい問題だなあ・・・みたいな問題もありますが、全体として普通の問題集には載っていないけど、入試問題には出ている問題を扱っているのが非常にありがたい。
特にDNA関係の問題は何故か市販の問題集の著者は扱うのが苦手なのか、非常に焦点のぼけた問題が多い中、この本のDNA関係の問題の扱いの上手さは特筆に値します。
この二冊をやれば偏差値70だって軽いです。がんばっちゃってください。
実は、生物の論述のことで相談があります。知識面ではほぼ完璧になってきたのですが、論述問題ではなかなか高い点が取れません。学校の先生にうまい方法はありますかと聞いたら田部さんの参考書がうまくまとまっているからそれを参考にしなさいと言われましたが使い勝手が微妙です。
コウノトリはどのような対策を取っていましたか?よろしくお願いします。
僕は記述対策は代々木ゼミナールの東大生物で済ませました。
予備校に通っていないのならば、結局の所大学の過去問と予備校の模試以外ないです。高校に通っているのならば先生に頼んで適当な大学の過去問をもらうのがいいと思います。他には全国の大学入試を集めた本が旺文社から出ていますが少し高いですね(まあ予備校の講義よりはよっぽど安いですけど)
取りあえず志望校の過去問を見て、よく出ている分野を把握した後に、似たような問題をセレクトしていくといいです。記述問題は結構頭が整理されていくので、といたらそこの部分の解答を教科書のどこに書いてあるかをチェックしていくといいですね。意外と基本的なことがわかっていないことがわかるはずです。
周りでも田部先生の参考書を絶賛してる人が多くて仕方ないかなと思ってましたが、コウノトリさんのアドバイスに従ってやってみようと思います。
大学への数学は使いたかったけど使えませんでしたね・・・・・
本屋で立ち読みで最初の方のページにある雲先生の講義?みたいのだけは読んでましたけど、あれは大学への数学だから読んでいたわけではなく、僕が雲先生フリークだったから読んでいたっていう感じでした。
東京出版の問題集はセンスの塊のようなものなので、基本的には芸術品を眺めるようなものです。つまり理解も完全にするのは難しいものが多く、また、理解できている人もそう多くはないです。
受験が今だろうがまだだろうがまずは受験勉強レベルのものをさっさと終わらせるほうが僕はオススメです。そのレベルに到達すると自然と東京出版の出版物のスザマシさがわかってきます。
僕の受験時代では唯一、ハッと覚める確率だけはどのレベルにでもオススメできる良書でした(というかむしろ東京出版らしさはあまり感じられない本です。普通の良書という感じ。こちらは初歩の初歩から始められるとおもいます)
一対一も普通のいい本です。東京出版らしさはまったくないですが(ただ内容は入試問題レベルなので理解するのに偏差値60はいります。というかマスターすると東大だって受かります。入試の数学のレベルなんてそんなものです)
東京出版らしさを感じたいのならばやはり、大学への数学解法の突破口と、微積分/基礎の極意、は本当に素晴らしい本だと思います(しかし理解するには偏差値65は少なくともいりますし、マスターするのにすごい時間がかかります。さらに言えば入試に必要なレベルを超越しています。この二冊は一対一対応の数学なんか目ではないぐらい難しいです。始めたいのならば一対一を仕上げてからにしてください。さらに言えば一対一をやる前に簡単な問題集を仕上げないと恐らく一対一を完全には理解できないです)
有名な新数学スタンダート演習は一対一のほうがいい本なのでやらなくていいと思います。新数学演習は理三以外には必要ないでしょう。
一問の理解に20、30分もかかるのなら黄チャートに戻って演習をつむべきです。
使用上の注意といいますか、なんの教科もそうなんですけど
問題を解く→解答をみて理解する
というプロセスでほとんどの人は勉強を進めていると思うのですけど、
問題を解く→解答をみて理解する→もう一度問題を何も見ないで解きなおす(この作業に限っては紙に書くのがオススメ)
という三番目の作業があるかないかで偏差値の伸びが俄然違います。
まあ他にも一問につき考える時間は十分ぐらいにするとか
復習のときは紙に書かないで、問題を見たら解答を思い浮かべるようにする(紙に書かないで頭の中だけで処理する。感覚としては英単語カードを扱うのと同じように、数学の問題集を暗記カードのように用いるというのが大切。あの問題→この解法という思考回路を頭の中に叩き込む)
出来なかったら解答を読む。この作業のときは紙に書かない(紙に全部の問題を再現していると時間が足りません。一度やれば十分です)
という感じぐらいでしょうか?まあこれは主に和田秀樹先生とかが述べている暗記数学の手法ですので有名っちゃあ有名ですが。
なぜか最近になってこの日記に受験生からの質問が多くなってきたのが謎といえば謎ですが(この日記も四年目になりますし、最近は受験のことはノータッチですからねえ)
数学3はとにかく暗記要素が強い科目なので、初めは大変です。今までの数学と違って感覚で理解しにくいものが多いです(サインを微分してコサインという感覚は非常に不思議です。こういう感覚は数学2,3にはない独特なものです)
秘訣というと難しいですね・・・・・特に独学だと大変です。
僕自身も非常に苦手意識が強かったんですけど、代々木ゼミナールの荻野先生に出合ってから変わりました。彼についていくのが一番いいと思います(春季講習を受けてみることをオススメします。その後気に入りそうなら通年で受けてみるといいです。本校の近くに住んでなくても、代々木はサテラインだかなんだかで授業が受けられるはずです。あとインターネット講義もありますからそれでもいいと思います。)
僕も数学は非常に苦手なんですけど、確率と微分積分だけは日本全国どこの大学の問題も解ける自身があります。それはハッと目覚める確率と荻野先生の授業のおかげなんです。
また、何かあったらお願いします。あと、このサイトの勉強法の所、学校の先生よりも踏み込んだ実践的なものばかりで良かったです。コウノトリさんの学習に対する姿勢を見習って頑張っていきたいです。
最近妙に勉強法について人気が出てきたので近々リライトしてみようかなあと思います。
質問させて下さい。
数学は今まで標準問題精講1A2Bをやってきました。
これからは予備校(駿台のスーパー理系総合)に行くつもりなのですが、それだけだと演習不足になると思うので 自分でも問題集を買ってやろうと思います。
そこで学校の先生にお勧めの問題集を聞いたところ、入試の核心(標準)がいいといわれました。
(問題数が少なめで1A2B3Cがまとまっているから)
でも、まだ標問3cはやっていないので、そっちを先にやったほうがいいのかなとも思います。
予備校行ってたら標問みたいな問題集はいらないかな、とも思いますが・・・
予備校のテキスト+入試の核心+標問 はさすがに無理だろうし・・・
どういう風にすすめたら良いかアドバイスもらえませんか?
特に早慶志望ならなおさらです。あそこの入試問題は微分積分の嵐だったと思います。
完全に代ゼミの回し者のような発言ですけど、丁度そろそろ春期講習の季節のはずです。代ゼミの荻野先生の数学3の基礎講座があると思うので、それを取ってみてください。それでかなり数学3の勉強がやりやすくなるはずです(それで駿台のスーパー理系総合にもついていけるようになると思います。駿台の講師は選べるのなら森先生か雲先生がいいです。関東の先生ですけど)
数学3の基礎を終えたら、標準問題精講の数学3の範囲まで仕上げてください。そうしたら過去問が売り出されるはずなのでそれを手に入るだけ解いてみてください。その時点で時間が余っているなら入試の核心(標準)に手をつけるといいと思います。
私立志望なら標準問題精講をやる時間ぐらいあると思います(もう1,2は終わってるのですよね?それならなおさらです)
流石に数学3の範囲を入試の核心(標準)と予備校の講義だけで乗り切るのは厳しすぎるかなあと僕は思いますけど・・・
まあ僕は入試の核心(標準)をやっていないのでよくわからない所もあるんですけどね、すみません。
予備校はもう駿台の理系総合に申し込んだので、駿台一本でやっていこうと思います(学校に近いですし)。
入試の核心より標準問題精講3cを優先したほうが良いですかね・・・?
ちなみに標問1A2Bはそれぞれ5周位してだいたいokだと思います。
あと、標問やったあといきなり過去問やっちゃって大丈夫でしょうか?(ほとんど解けないと思うのですが・・・)
もっと難しい問題集やってからじゃないと厳しいかなと思ってたのですが・・・
標準をやれば過去問の解答ぐらいは理解できると思います。
標準を終えた後、過去問をやってみて、自分に足りない部分を補うように勉強するのがいいです。難しい問題をやる必要はあると思いますが、どのぐらい難しい問題をやる必要があるのかがわかっていないと勉強の方針が立てにくいです。
多分ですけど駿台の理系総合の授業内容が標準問題集と早慶レベルの数学の架け橋になるはずです(駿台の理系総合は確か結構むずかしかったと思います)
なので標準問題集と駿台の理系総合のテキストだけに専念したほうがいいでしょう。それすら出来ていない受験生の方が多いと思います。
過去問の使い方についてwikiに追記しておきました。参考にしてください。
では受験がんばってください。
コウノトリさんが言うように標準問題精講3cと予備校で進めていこうと思います。
ちょうど春期講習はスーパー1A2Bをとったので標問の3cと組み合わせてやっていきます!
こんなに親切にアドバイスもらえて感激です!
また、何かのときに質問させてもらうかもしれませんw