色々とUSMLEの勉強をやっていて、英単語の大切さを痛感する今日この頃です。

しかし英単語云々以前に実は厳密な意味で単語を知っていない自分に軽い絶望感を感じます。

胃底部ですら最近あやふやでしたし、腎杯とか厳密な意味でどこやねん。という感じでして・・・

元々USMLEの勉強を始める前にまずは単語だと思って色々な医学英単語の本を調べたりもしたんですけど・・・・・出来がどうもいい気がしない本ばっかりでした。

なんか妙にマニアックな単語だけのっていたり、他にも語源が理解できていれば大丈夫だよみたいな本が多くて・・・(語源は初めからやるのはお勧めしません。あとでトリビアチックにふーんと思う程度が多分一番よい)

そんななかこのキクタンメディカルの出来は結構白眉だと僕は思うのです。

まず定義が単語ごとにキチンと書いてあるのがよい。解剖編では絵も付いてますし。

あと著者が多分実際に医学英語の習得に苦労したからなんだろうけど、選定単語が本当の意味で使える物が多い。この本にのっている単語をキチンとやりきれば、USMLEでも困ることはだいぶ減りそうです。

アマゾンのレビューでは結構酷評ですけど(ちなみに付属のCDの音声ですけど、スピードが遅いと感じるならネット上のフリーソフトを使うなりして倍速かすりゃあいいんだと思うんですけどね・・・)この本の真価は上記した部分にあると思います。

そういう所をみないで購入を控えている人はもう一度しっかり検討するといいかと(まあ唯一欠点は高いところか・・・・・)


ISBN:4621075322 単行本 丸山 敬 丸善 ¥8,400

アマゾンでギフト券5000円分が来たので、生化学の教科書を購入。

買ったのは洋書版(検索で引っかからなかったから和書を一応載せています)原書で買うと3000円ぐらい安い。

いちおう生化学の教科書では、世界的に有名な本らしい。日本だとあまり使われてない(らしい)けど

紀伊国屋で読んだ感じでは、わかりやすいと思った。取り合えず一気に読みきってしまおうと思います。14で試験が終わって、18まで旅行で、免許とまた旅行で結構時間が取られて大変だけど。つーかフライイングでもしないと原書はきつそうだなあ。と思うので、新学期はじまる前に読んでおこう・・・
ISBN:4524239278 大型本 松原 謙一 南江堂 ¥8,400

有名なthe cellの簡易版。教養課程における医学部一年生の生物の教科書に使われることが多い。the cellは分量も多すぎるし、難しい(読むのに生化学とか他の分野の知識が沢山いる)のでこちらのほうが一年生には適しているでしょう。

受験勉強でやっている生物が表面だけをさらっていたということがわかる本。なにせ800ページ位あるくせにこれでも受験範囲全部説明できてないものね

この本を読んで凄いなあと思うのは中嶋氏の授業。いかに難しいことを、簡潔に説明しているかがわかる(簡潔であり、簡単ではないんだけどw)きっちり説明しきるとこのぐらいの分量が必要になっちゃうのに、一年で概論を説明しきるのが凄い。つーかこのままだと受験生物はどこへゆくのかしら?

読んでいて面白いっていうわけではない。所詮細胞生物学は医学ではないから。少しは触れてくれるけど、やっぱりまだまだです。あー早く医学が勉強したいって思いながら毎日少しずつよんでいます(この本自体は去年の四月に買ったんだけどw)

生化学と分子生物学は医者には必要だとはあんまり思わないんだけど、研究者には必須という事もあって、どこの医学部でもきちんとやらされる。さらにいえばアメリカの国試では試験範囲に入ってる(日本ではない)だから今になって少しずつやり始めているというわけなのさー(泣)

評価

読みやすいし、この手の本の中では秀逸だと思うから星4つ。

ただ分厚いから非生物選択者は簡単な分子生物学の本を読んでからじゃあないと挫折するんじゃあないかね?さらに言えば受験生物の勉強を大学入ってからやんないと、医学部の授業はチンプンカンプンだと思ふ。てーかムズイ。医学部の生物。あと化学が凄い必要。生物化学は偏差値65はないと大学の授業で死ねますよ。これほんと

だから入試では大変だけど、受験は生物化学でやった方がいいとは思うなあ。研究者になりたいなら物理の方がいいと思うけど

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